【住んで分かった】一条工務店 HUGme(ハグミー)のデメリット7選とその対策
- 「ハグミーって安いけどその分デメリットが多いんじゃないの?」
- 「ハグミーで失敗したくない」
- 「実際に住んでる人の正直な意見が聞きたい」
一条工務店の中でも価格を抑えた規格住宅「HUGme(ハグミー)」。
検討していると、ネット上で「デメリットが多い」という声を目にして不安になった方も多いのではないでしょうか。
僕ら夫婦は2026年3月にハグミーの平屋を新築し、約5ヶ月暮らしています。
結論からいうと、ネットでよく言われるデメリットのほとんどは、住んでみると「思ったより気にならない」か「対策できる」ものでした。
ただし、事前に知っておかないと後悔しやすいポイントも正直あります。
この記事では、僕らが住んでみて感じたハグミーのデメリット7選とその対策やネット上でよく指摘される点について詳しく解説していきます。

一条工務店のハグミーって安い分デメリットが多そうだけど、大丈夫かなぁ…
実際にハグミーに住んでみて感じたデメリット7つと、その対策
①窓・建具など、細かい仕様を変更できない
[画像挿入:実際の窓の画像室写真]

ハグミーは規格住宅のため、窓のタイプ・サイズ・数や、ドアなどの建具は基本的に決められた仕様から選ぶ形になり、自由に変更できないのはデメリットだと感じました。
プランがすでに完成されたパッケージとして提供されているぶん、コストを抑えられる代わりに、細かい仕様変更は認められていないためです。
我が家の場合も、住んでみて「ここは開き戸ではなく引き戸ならよかったかも」と思う扉があったり、「この部屋の窓はもう少し小さいタイプが選べたら良かったかも」と感じた箇所もありました。
とは言っても、規格住宅という仕様上、100点のプランを探すのは難しいですし、不満が残るというほど気になるポイントはありません。
また、規格住宅はプロによって考えられている間取りです。
素人が考える注文住宅に比べると、致命的な間取りや仕様のミスをしづらいという規格住宅ならではのメリットもあります。
契約前に間取り図の窓・建具の仕様を細部までチェックし、譲れないポイントは早めに営業担当へ相談しておくことをおすすめします。
価格が抑えられている分、ある程度は妥協ポイントとしてみるか、どうしても気になるなら、アイスマイル+などの選択肢もあります。
②断熱性能は数値上では他グレードより劣る

ハグミーは、一条工務店の上位グレード(グランスマート・アイスマート・アイスマイルなど)と比べると、断熱性能の数値上は見劣りします。
- 断熱材の種類や厚さが異なったり
- 高性能な調光断熱玄関ドア「ダンジュ」が採用できないこと
- 玄関土間の断熱がないこと
など、仕様面での差があるためです。
とは言ってもハグミーでも十分な断熱性能があり、決して性能が低いわけではありません。
一条工務店の断熱、気密性能などをコスパよく採用できるのがハグミーの利点です。
ハグミーの具体的なUA値のデータは、以前まとめた記事で詳しく紹介しているので、気になる方はあわせてご覧ください。
の-UA値は?性能は?-〜我が家は実測値0.39でした〜-320x180.jpg)
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数値だけ見ると他グレードに劣るのは事実だよ。
でも、実家やアパートに住んでいた時に比べると、温度による快適さは雲泥の差で、控えめに表現しても超快適なんだ!
ハグミーでも十分な断熱性能ですが、オプションでトリプルガラスやハニカムシェード、キッチン換気扇の自動開閉シャッターなどを採用することで、断熱性能を底上げすることも可能です。
③”ウォークスルー”タイプのシューズクロークが選べない

ハグミーで用意された間取りプランには、シューズクロークから直接室内に入れる「ウォークスルー」タイプの間取りがありません。
我が家もウォークスルータイプのシューズクロークがあればなお良いなと思っていましたが、これは諦めたポイントのうちのひとつです。
契約前に自分たちの生活動線を具体的にイメージし、どうしても譲れない場合は他グレードも視野に入れる、あるいは収納の配置を工夫してカバーするのがおすすめです。
④可能なら採用したかったオプションがある(さらぽか・グレイスキッチン・1.5畳浴室)

ハグミーでは、一部の人気オプションや設備グレードが採用できません。
中でも採用できたら嬉しかったと思うオプションは以下。
- 全館さらぽか空調:全部屋の除湿・床冷房を行ってくれるオプションですが、残念ながらハグミーでは採用することができません。そのため梅雨〜夏場はエアコンに頼る必要があります。とは言っても6畳用エアコン1台で全部屋を賄えているのは正直すごいなと感じています
- グレイスシリーズのキッチン:上位の「グレイス」「スマート」シリーズは選べません。サイズの変更は間取りの制約上難しいですが、デザインを変更できるオプションがあったら嬉しいなと感じました。デザイン・サイズの面では一歩劣りますが、アパート時代と比べるとかなり広く、個人的には満足しています。
- 1.5畳タイプの浴室:通常の1畳タイプのみで、1.5畳タイプは採用できません。これも間取りを変更しなければなりませんので、仕方ありません。大きい浴室にしたい気持ちもありましたが、掃除の手間が増えることを考えると、結果的に1畳タイプで良かったのかもしれません
[画像挿入:実際のキッチン・浴室写真 画像引用:自撮り]
どうしても採用したいオプションがある場合は、契約前にハグミーの選択可否を営業担当に細かく確認しておきましょう。
全館さらぽか空調の採用はできませんが、我が家のように6畳用のエアコン一台で実質的に全館空調として機能させることもハグミーなら可能です。
一見、キッチンのグレード・浴室サイズの変更は立派に見えるかもしれません。
しかし実用上の問題で、サイズアップによって掃除にかかる時間や手間が増えることを考えると、あえて通常サイズを選ぶというのは利口な選択だとも思います。
⑤パラペット屋根で雨音・鳥の足音が響きやすい

ハグミーの多くのプランは、太陽光パネルが設置される部分以外は、四方を立ち上げた壁で囲む「パラペット屋根」を採用しています。
この構造上、勾配屋根の家に比べると、屋根の真下では雨音やカラスが歩く足音が聞こえやすい傾向があります。
我が家も雨の日は雨音が聞こえますし、カラスの足音に気づくこともあります。
雨量が多く、雨粒が大きいときはよく聞こえますが、やかましいと感じるほどではありません。
個人的には雨音はよきBGMなので、むしろ心地良いと感じるくらいです。
カラスの足音も頻繁に起きるわけではなく、実家(2階建て・2階が寝室)にいた頃と比べても大差ない印象です。
ただし、2階建てなら1階部分は音が届きにくい一方、平屋は屋根に近い分どうしても環境音を感じやすい面はありますが、これはハグミーに限った話ではなく、平屋全般に言える特性だと思いますので、ストレスに感じるようなことはありません。
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2階建てのときより気持ち程度、そういう音がよく聞こえるようになったというくらいだよ。
気になる方は、2階建てのプランを選択したり、屋根の形などもよく見てプランを選ぶことをおすすめします。
⑥平屋のためトイレが1つしかない

ハグミーの平屋プランは、基本的にトイレが1つです。
床面積を抑えた規格プランのため、水回りもコンパクトにまとめられています。
僕の実家は両親と3人暮らしでしたが、朝など2つ同時に使いたい場面もそれなりにありました。
しかし一方で、トイレ掃除は地味に手間がかかる家事のうちのひとつ。
2つを定期的に掃除し続けるのも正直大変です。
一長一短ではありますが、手間や労力を考えると、トイレの使い方を工夫して1つで回す方が、結果的には良いのかもしれないと今は感じています。
来客が多いご家庭や、家族の生活時間帯が重なりやすいご家庭は、事前にトイレの利用シミュレーションをしておくと安心です。
あくまでも個人的な感覚ですが、トイレ1つで4人が限界だと思うので、場合によっては2つトイレが設置できる2階建てのプランなどを検討する方が良いかもしれません。
⑦打ち合わせ回数が2回と少ないため、事前準備が非常に重要

ハグミーは、打ち合わせの回数が基本的に2回のみです。
規格住宅であり、打ち合わせの人件費も削減する代わりにコスパ良く建てられるのがハグミーの特徴でもあります。打ち合わせは平日限定になるので、仕事によっては早めに休みを調整しておく必要があると思います。
打ち合わせ回数は2回と非常に少ないので、細かい仕様・各種オプションの採用有無・照明やコンセントなど電気関係の決め事まで、各打ち合わせでの決定事項が非常に多く感じます。そのため、我が家では後悔しないように、夫婦で何時間もかけて事前準備をしました。
それでも住み始めてから、「照明はもっとこうすればよかった」「コンセントの位置はここにもほしかった」と思う点は正直まだまだあります。
他の方のブログなどを参考にしながら、できる限り時間をかけて事前準備を練っておくことを強くおすすめします。
オプションはもちろん、照明・コンセント・スイッチ位置などの電気関係は、住んでから変更しにくいポイントなので要注意です。
そのほかによく聞くハグミーのデメリット
紹介制度や抽選会のオプション無料特典が使えない
これはその通りで、価格を限界まで抑えている分、特典制度が使えないというデメリットが存在します。
ただし、ハグミーはそもそも、他のグレードと比較してもコストが非常に抑えられているので、自分の好きなオプションを足しても損することはありません。
特典が使えない分お得感が少ない感じがしますが、その分非常にお得に建てる事ができるのがハグミーの特徴です。
打ち合わせがオンラインのみ
ハグミーの打ち合わせは、先ほども書いた平日のみで回数が2回ということに加え、
- オンラインのみ
という特徴があります。
設計士との打ち合わせはzoomを用いたオンラインにはなるのですが、住宅展示場で営業さんと一緒にオンライン打ち合わせを行うことができます。
営業さんと一緒に打ち合わせをすることで、プロならではの助言をもらえる可能性があり、失敗するリスクを最小限に抑えることができます。
打ち合わせはぜひ営業さんと一緒に行うことを強くおすすめします。
期間・棟数限定のため、支店によっては受付終了・一時休止の可能性あり
ハグミーは設立45周年を記念した期間、棟数限定の規格住宅とは言われていますが、現状販売終了の話は出ておらず、いつでも建てることができます。
急がずともハグミーのどのプランにするか、はたまた他のどのグレードにするか、じっくり考えても問題はありません。
GX志向型住宅補助金の対象外になる可能性
ハグミーは断熱等級5〜6という位置付けにはなりますが、トリプルガラスなどの採用により、我が家のように断熱等級6を目指すことは十分に可能です。
ただし、GX志向型住宅補助金の対象になるには、断熱等級6以上に加えて、①再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量を35%以上削減、②太陽光発電などを含めた消費量を100%以上削減、③HEMS(エネルギーマネジメントシステム)の導入、という条件もあわせてクリアする必要があります。
とはいえ、断熱性能をしっかり確保していれば①の削減率は十分狙えますし、太陽光発電オプションを採用すれば②もクリアできます。③のHEMSについても、必要に応じて営業担当が案内してくれるので、身構えるほど心配する必要はありません。
また、高い断熱等級の獲得難易度が上がる北海道やその他の寒冷地、豪雪地域の場合は、「HUGme fam W(寒冷地専用モデル)」「HUGme fam W(北海道専用モデル)」というさらに断熱性能が高い別モデルを選べるようになります。
オプションを積み重ねると、結果的に上位モデルと変わらない価格になるケースがある
これは誤った情報です。
我が家でも、
- 全館床暖房
- 大容量太陽光発電 & 長寿命蓄電池
- 防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
といったように上位グレードに迫るオプションを採用していますが、それでもコストパフォーマンスは非常に高いので、
ハグミーでオプションもりもりという組み合わせは十分にありだと思います。
ローコスト住宅と性能が変わらない
これも誤った情報です。
確かに、コスパに優れたローコスト住宅は他のハウスメーカーや工務店にもたくさんあります。ただし、必要十分な断熱性能を保ちながら、全館床暖房や大容量太陽光発電といった快適設備までセットで両立できる住宅は、そう多くはないはずです。
例えば我が家の場合、UA値0.39、断熱等級6相当、BELSでは星5評価を取得しており、規格住宅でありながら、この水準の断熱性能を確保できているのは、性能を強みにしてきた一条工務店ならではと言えるでしょう。
性能と快適性の両方を兼ね備えたハグミーは、原材料の高騰が続くこの時代において、むしろ賢い選択肢になり得るかもしれません。
自社住設縛りでメンテが一条頼みになり高くなりがち
一条工務店は自社生産の住宅設備が多く、メンテナンスも基本的に一条工務店へ依頼する形になります。そう聞くと「メンテ費用が割高になりそう」と身構えてしまいますが、必ずしもそうとは言い切れません。
自社生産だからこそ、生産コストを抑えてお得に採用できるという側面もあるからです。分かりやすい例が太陽光パネルと蓄電池で、業界トップレベルのコストパフォーマンスで採用できます。
つまり「メンテを一条工務店に頼らざるを得ない」という制約はあっても、それがそのまま「総合的な住宅費用の高さ」に直結するとは限りません。ただし、メンテ費用そのものを少しでも安く抑えたいという方にとっては、そもそも一条工務店という選択肢自体が合わない可能性がある点は留意しておきましょう。
それでもハグミーを選んで良かった理由

ここまでハグミーの7つのデメリットを紹介しましたが、それでも僕らはハグミーを選んで本当に良かったと感じています。
- 全館床暖房、太陽光発電と蓄電池、キッチンなどの設備の便利さ
- 高性能なガラスとサッシによる静寂性と断熱性能の高さによる快適さ
- 平屋ならではのシンプルな生活動線
- 長い間、不満なく暮らせそうな安心感
デメリットを差し引いても、トータルで見た満足度は非常に高いというのが正直な感想です。
少しでもお得に一条工務店で契約する方法
一条工務店を検討しているなら、ぜひ知っておいてほしいのが「一条工務店の紹介制度」です。
僕らはこの制度を知らずに、住宅展示場に足を運んでしまいました…。
正直、先に知っていれば確実に使っていたと思います。
この制度を使うと、次のような特典があります。
- 担当の営業さんのグレードが上がる
- ハグミー以外であれば最大35万円分のアップグレードオプションが無料になる
- QUOカード(商品券)がもらえる
中でも担当の営業さんのグレードが上がるのが非常に重要です。
家づくりは担当の営業さん次第と言っても過言ではありませんので、営業さんガチャで失敗しないためにも、紹介制度はぜひ知っておいてほしい制度です。
同じ家を建てるなら、使わない手はありませんので、これから一条工務店の展示場に行く予定がある方は、ぜひ先にチェックしておいてください。
まとめ
一条工務店HUGme(ハグミー)のデメリットを7つ紹介しました。
- 窓・建具など細かい仕様を変更できない
- 断熱性能は数値上、他グレードより劣る
- ウォークスルーのシューズクロークが選べない
- 可能なら採用したかったオプションがある(さらぽか/キッチン/浴室)
- パラペット屋根で雨音・生活音が響きやすい
- 平屋のためトイレが1つしかない
- 打ち合わせ回数が少ない(2回)ため、事前準備が後悔を左右する
ネットで言われているほど深刻な問題は少なく、事前の情報収集と準備次第で対策できるものがほとんどというのが、実際に住んでみた僕らの実感です。
これからハグミーを検討する方は、ぜひこの記事も参考に、後悔のない家づくりをしてください。
一条工務店の展示場に行ってみたいと思った方は、先ほど紹介した「一条工務店の紹介制度」もあわせて活用してみてください!

