休日だけ早起きできない本当の理由|寝過ぎ防止のコツと解決策

休日になるとつい寝坊して時間を無駄にしてしまう…

平日と休日で生活リズムの差が大きいと身体が悲鳴をあげちゃうよ!
「休日こそ早起きして充実した1日にしたい…」
そう思っていても、いざ休みになると気が緩んでつい二度寝、三度寝。
気づいたらお昼近くで、自己嫌悪…。
筆者(山寺)も休日になると布団でゴロゴロ時間を無駄にする日々を送っていました。
活動を開始するのはお昼過ぎで、いつも時間が足りない感覚に陥っていました。
その原因は平日の睡眠不足や体内時計の乱れにありました。
原因と対策を知ってからは、休日でも自然と早起きできるようになり、1日の満足度が劇的に変わりました。
この記事では、休日に早起きできない理由 や 対処法を詳しく解説していきます。
休日に早起きできない理由
睡眠負債の返済
普段の睡眠不足を解消するために、”早起きしなくても良い休日”に、つい寝過ぎてしまいます。
平日は睡眠不足であっても、仕事などにより起床を強制されています。
そのため意識的に早寝しないと睡眠不足になりがちです。
平日の睡眠負債を返済するために休日起きれないのは、人間の自然な反応だといえます。
早起きする理由がない
休日は早起しなければならない理由が特にないですよね。
平日は「仕事に行かなきゃ」という強制力がありますが、休日はそれがないため、起きる理由が非常に弱くなります。
また、二度寝三度寝は気持ちが良く、ついつい癖になってしまうのも起きられない理由のひとつです。
人間は弱い生き物。その誘惑に勝つ理由がなければ起きられなくても当然かもしれませんね。
休日とその前日は結局夜更かしする
「明日は休みだから」と、つい夜更かしをしてしまう。
いわゆる”花金”は誘惑の塊。
意識しないと早寝することはできません。
ですが、早く起きるためには早く寝ることが必要不可欠です。
”休日の寝坊”は平日にも影響が及ぶNG行為
自己肯定感が低下する
せっかくの休日だから有意義に過ごしたいと早起きしようとしても、ついつい寝坊してしまうと、
- 「また寝過ぎた…」
- 「今日何もできなかった…」
と、自己肯定感の低下につながります。
限られたせっかくの休みを無駄にしてしまうと、ブルーな気持ちで平日を迎えかねません。
その連鎖は、自分が思っている以上に精神的なダメージがあります。
体内時計が乱れ、平日にも影響
人間の体内時計は、日光などの強い光を浴びることでリセットさせれます。
平日と休日で起床時間が大きく異なると、体内時計が安定せず、正しい生活サイクルを送ることができません。
例えば、平日は毎日6時起床、就寝は1時だとして、その睡眠不足を補うために休日は12時まで寝ていたとしましょう。
平日と休日で6時間も起床時間にズレが生じてしまうため、その体内時計の修正を行うのが困難になります。
体内時計が乱れる結果、本来眠りたい時間に眠気がこなかったり、起床後頭がぼっとして活動的な1日を送れなくなってしまったりと、デメリットがたくさんあります。
休日の12時起床から月曜日の6時起床に急に変更する際に身体に大きな負担が生じ、仕事の日は特にだるいと感じてしまいます。
なので、休日の寝過ぎは、実は平日の自分を苦しめる行為なのです。
休日でもきちんと早起きする方法
睡眠時間は平日でもしっかりとる
睡眠不足はパフォーマンスを低下させ、健康を害する最悪の行為。
平日に睡眠不足なら、まずはそこから改善するのが最優先事項です。
睡眠不足だと休日にスッキリと目覚めることができないのは、誰もが容易に想像できると思います。
どうしても平日まとまった就寝時間を確保できないなら、お昼休みに仮眠をとりましょう。
20分程度のパワーナップ(仮眠)は集中力や注意力が向上し、睡眠不足を補うことができます。
仮眠に関しては、「眠くて集中できない…|午後のパフォーマンスを上げる仮眠術」で詳しく解説しています。

ただし、夜間の睡眠を昼の仮眠で置き換えることはできないので、しっかりと睡眠をとることが最優先です。
休日でもきちんと早起きしたいのであれば、まずは睡眠時間を確保するようにしましょう。
起きる目的を作る
休日でも早起きしたいのであれば、早起きする理由が必要です。
理由なくして早起きは難しいので、朝にやりたいことを決めておくと早起きのハードルが下がります。
- 早起きして軽く運動したい
- 朝の時間に勉強を済ませてしまいたい
- 朝の静かな時間にひとりで趣味に没頭したい
- 美味しい朝ごはんを食べに行きたい
- 早く出かけたい
我が家では、早起きして支度をして、朝マックを食べに行きながら外出することがあります。
朝限定のメニューが提供されている飲食店は結構あるので、ひとつの楽しみです。
また、朝早くから出かけると、1日が非常に長く感じられ、休日がとても充実したものになります。
必ずしも勉強などの、自分磨きのための朝活でなくても、休日にちょこっと早起きして活動を開始するメリットはたくさんあります。
このように、休日でも早起きする理由があるだけで、起きるハードルがぐっと下がると思います。
起床時刻は毎日同じに
起床時間はできるだけ平日の休日も同じ時刻にするようにしてください。
体内時計の話に通じていますが、人間は生活リズムが大きく異なると体への負担が大きくなります。
起きる時間を固定すると、体内時計が整い、自然と目が覚めるようになります。
その準備として、睡眠は基本中の基本。
平日休日問わず、睡眠時間をしっかりと確保するために、早く寝ることを心がけましょう。
起床後は必ず日光を浴びる
朝起きたら、外にでで日の光を浴びるようにしましょう。
曇りの日でも、体内時計をリセットするには十分な光の量があります。
光は最強の目覚ましです。
とはいっても、冬や天気の悪い日には光を浴びることが難しいですよね。
そんな時に役立つのが、光目覚まし時計です。
光目覚まし時計は、体内時計をリセットするのに必要な光量を放つことができる機器です。
部屋の照明では全灯にしても、体内時計をリセットするには光が不十分なので、休日にスッキリと起きれない方は、積極的に光目覚まし時計を活用していきましょう。
光目覚まし時計について詳しくは、「早起きできない理由と解決策|最短で起きられる“光”の力とは?」で解説しています。

まとめ:休日に早起きするには生活リズムを整えること
休日に早起きできないのは、平日に生活リズムが狂ってしまっているから、それを修正するために起きれなくなってしまっているのです。
- 睡眠負債の返済
- 早起きする理由がない
- 休日とその前日は結局夜更かしする
といった理由で休日に早起きするのは難しいことです。
しかし、休日の寝坊は、
- 自己肯定感が低下する
- 体内時計が乱れ、平日にも影響
といった理由で是非とも避けたいこと。
休日でもきちんと早起きする方法は以下の通り。
- 睡眠時間は平日でもしっかりとる
- 起きる目的を作る
- 起床時刻は毎日同じに
- 起床後は必ず日光を浴びる
休日でもきちんと早起きするために、まずは生活リズムを整えることから。
そして、起きる理由を作り、早起きのハードルを下げてやることで、休日の寝坊を防ぐことができます。
そして、起床に役立つアイテムとして光目覚まし時計を取り入れることで、毎日起きやすいから作りにしていけるはずです。
休日の夜更かしは非常にもったいないです。
有意義な時間を過ごせるようになるよう、まずは平日の生活リズムから変えていきましょう。

